ミュージカル「松浦武四郎 カイ・大地との約束」を観劇しました!
スタッフブログ
2018年9月3日

こんにちは!
台風21号が近づいてきていますね。
明日が最も危険になるとのことですので、お気をつけください!
松阪出身で、北海道の名付け親といわれている松浦武四郎さんはみなさんご存知でしょうか?
松浦武四郎生誕200年、北海道命名150年となる今年、松阪市では生誕200年記念事業の一環として、
先日9月1日(土)にクラギ文化ホールにて、わらび座 ミュージカル『松浦武四郎 カイ・大地との約束』が開催されました!
松浦武四郎は江戸時代から明治時代にかけて活躍した人物で、ロシアが南下し勢力拡大を狙っていることを知り、28歳ではじめて蝦夷地へ渡ります。
以来、6度にわたって蝦夷地を探査しました。
武四郎はアイヌの人々との交流の中でその暖かさや知恵に触れますが、
と同時に蝦夷地は松前藩の統治下にあり、和人のアイヌ民族に対する不当な搾取、強引な支配を目の当たりにします。
和人とアイヌ民族の共生を願い、書くことでこの状況を変えようと、克明に記録をとり多くの書を残し、
アイヌの人々のため、和人とアイヌの共生のために尽力した偉大な姿が、
ミュージカルの楽しく、力強く、迫力ある演出で描かれていました!
北海道の名づけ親というのは、明治政府に変わる際に蝦夷地の新たな名称として6案を提案し、
その内の1つ、「北加伊道」が「北海道」となったということです!
”カイ” とは、アイヌ語で”その土地に住む人” ”この地に生まれた者” という意味があるのだそうです。
舞台やミュージカルに触れる機会は今までそう多くはなかったのですが、
今回の観劇を通して、松浦武四郎の半生に触れることができ、大変貴重な経験となりました。
この後も、9月15日~は三重県総合博物館にて「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎」展、
10月13日にはクラギ文化ホールにて「松浦武四郎フォーラム」が開催されるようです。
ご興味のある方は、ぜひ行かれてみたはいかがでしょうか(^^)/
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